2020年7月22日からスタートしたGo Toトラベルキャンペーンは、キャンペーンのルールが一部変更されることが発表されました。
今後、Go Toトラベルキャンペーンを利用して旅行の予約をされる方は、プランの内容によってはキャンペーン対象外になる場合もありますので事前に確認しておきましょう。
特に出張やホテルに連泊される方は要チェックです!
では、さっそく解説していきます。
【2020年12月14日追記】
・2020年12月28日~2021年1月11日までGo Toトラベルキャンペーンの利用を全国一斉に停止することを発表されました。
・全国で停止されるまでの間、札幌と大阪を目的地とする旅行は一時停止を延長、東京都と名古屋市を目的地とする旅行は27日まで停止措置・自粛要請を行うこととなりました。
Go Toトラベルキャンペーンの割引対象とする旅行商品の基準
Go Toトラベルキャンペーンの対象となる旅行商品の基準は以下のように定められました。
・観光を目的とした旅行であること
・感染拡大防止の観点から問題がないこと
・旅行商品に含まれる商品やサービスの価格が通常の宿泊料金の水準を超えないこと
・旅行者自身が購入または利用するものであること
Go Toトラベルキャンペーンのルール変更点

Go Toトラベルキャンペーンを出張に充てるのはNG
Go Toトラベルキャンペーンは観光需要の喚起という観点から、個人の旅行はキャンペーン対象、ビジネスを目的とした旅行(出張)はキャンペーン対象外になります。
2020年11月6日の予約分よりビジネス出張を目的とした旅行商品の場合、キャンペーンの対象外になりますのでご注意下さい。
同時に、ビジネス目的の出張手配用サイトで予約した宿泊分も対象外になります。
問題なのは「出張なのか、観光なのかをどうやって判断するか」だと思われますが、今後、詳しい内容が発表され次第、当ブログでもご紹介していきます。
宿泊料金に対して高額なサービスや商品が付いたプランはNG
テレビやインターネットなどで話題になっていたため、すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、Go Toトラベルキャンペーン開始後、「高級ホテル」と呼ばれる高価格帯のホテルばかりに予約が殺到し、格安ホテルとの予約数に差が出ているという現状がありました。
そのため、キャンペーン開始後も宿泊予約数があまり増えなかったホテルは、宿泊者を獲得するためにさまざまなサービスや魅力的なプランを提供してきました。
例えば、宿泊料金の3倍以上する価格のプレゼント付き宿泊プランや豪華な朝食・夕食付プランなど、キャンペーン開始前では「ありえない」と言っても過言ではないほどのお得で破格なプランがありました。
しかし、新ルールが適用されたことで過度なサービスを付けた旅行商品はGo Toトラベルキャンペーンの対象外になりました。
例えば、以下のようなケースはキャンペーン対象外になります。
・通常の宿泊料金を著しく超えるルームサービスや朝食券、ホテルで使えるギフト券付宿泊プラン
・10000円程度の宿泊代に対して30000円以上のサービスを付ける
など…
観光目的以外の宿泊はNG
具体例でお伝えすると、以下のようなプランはGo Toトラベルキャンペーン対象外になります。
・自動車の合宿免許
・ヨガライセンス取得付き宿泊プラン
・英会話講習付き宿泊プラン
・ダイビングライセンス取得付き宿泊プラン
など…
連続宿泊8連泊以上はNG
世界最大のホテルグループ「マリオットインターナショナル」の無料会員プログラムである「マリオットボンヴォイ」 マリオットボンヴォイの会員は、入会するだけで会員になれる「マリオットボンヴォイ会員」から、宿泊数に応じて「シルバー」「ゴールド[…]
Go Toトラベルキャンペーンのルール変更点のまとめ
今回は、Go Toトラベルキャンペーンの変更点を取り急ぎご紹介しました。
・Go Toトラベルキャンペーンを出張に充てるのはNG
・宿泊料金に対して高額なサービスや商品が付いたプランはNG
・観光目的以外の宿泊はNG
・連続宿泊8連泊以上はNG
今後もGo Toトラベルキャンペーン適用外のものが増える可能性があります。
もし、行きたい場所や泊まりたいホテル・旅館がすでに決まっている場合は、お早めに予約することをオススメします。
この記事がお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂きましてありがとうございました!
2020年5月25日に緊急事態宣言が全面的に解除され、同時に「Go To キャンペーン」という観光・飲食業界の支援策が発表されました。 旅行商品の購入やレストランの予約、イベントへの来場によって割引券やクーポン券がもらえるというもので[…]