海外旅行に行くと私たちが住んでいる国の習慣や文化と違うことで困ってしまったり、どうすれば良いのか分からなかったという経験はあるのではないでしょうか。
言葉の壁が原因で意思の疎通がうまくいかず、何となくその場をやり過ごしてしまったということもあるかもしれません。
そこで今回は、ハワイ渡航歴10年目の筆者が実際に経験した「ハワイでありがちな困ったこと&解決方法(レストラン編)」をご紹介します。
「ありがちな困ったこと」を事前に確認しておくことで対策も立てられますし、(新型コロナウイルス拡大の影響で現在は渡航が禁止されていますが)今後、ハワイ旅行に行かれた際はスマートに楽しく過ごせるでしょう。
また、実際にハワイに行かれた方は「こういう事あるある!」とすでに経験されているかもしれません。
どちらにしても、この記事が今後の参考になれば幸いです。
では、さっそくご紹介していきます!(^^)/
ハワイでありがちな困ったこと:①レストランでスタッフがなかなか来ない
日本のレストランは1組のお客様に対して担当スタッフが特に決まっていないことが多いので、どのスタッフに注文してもすぐに対応してくれます。
しかし、ハワイを含む海外のレストランでは基本的に1組のお客様に対して1人のスタッフが専任で付きます。
そのため、専任のスタッフ以外に注文をお願いしても「担当のスタッフを呼んでくるね!」となるか、担当外のスタッフが注文を取ってくれたとしてもお料理が出てくるまでけっこう時間がかかることがありました。
そこで、専任のスタッフに注文をお願いする解決方法は以下の3つです。
- アイコンタクト
- 目が合ったら小さく手を挙げる
- スタッフが近くに来た時に ”Excuse me. ”と声をかける
良いスタッフほどお客様の動きをよく見ているので、アイコンタクトや小さな反応でも分かってくれます。
そして、専任スタッフは誰かというと、入店した際に「私が担当の〇〇です。」というように軽く自己紹介してくれますので、しっかり覚えておきましょう。
ハワイでありがちな困ったこと:②バーと呼ばれるお店は入口に案内するスタッフがいない
日本の飲食店に行ったら必ずスタッフが席に案内してくれます。
しかし、ハワイの(特にバーなどは)入口に案内するスタッフがいない場合、基本的に放置プレイです(笑)
最初は「忙しいのかな?ちょっと待ってみよう。」と思って入口付近で待っていたのですが、待てど暮らせど案内スタッフが来ません(T^T)
この様子に気がついたスタッフが案内してくれましたが、これはお店の接客ができていないのではなく、私がルールを知らないだけでした (^^;
バーと呼ばれるところや入口に案内するスタッフがいないお店では自由に着席してOKです。
フラッと入っていき、勝手に座っていて本当にスタッフは来るのかどうか不安になると思います。
上述にもある通り、お店のスタッフは「担当制」なので自分が担当するテリトリー(テーブル)が決まっています。
自分が担当するテーブルにお客様がいたら必ず声掛けしてくれますので心配する必要はありません。
(ほとんどないとは思いますが)万一、スタッフが注文を取りに来なかった場合は、近くに来たスタッフに ”Excuse me. ”と声をかけてみましょう。
ハワイでありがちな困ったこと:③着席と同時に飲み物を聞かれる
「まだメニューすら見てない!」とツッコミたくなりますが(笑)、特に朝食を食べにお店に行くと着席と同時に聞かれることが多いです。
そして聞かれることは “coffee or tea?” の2択が多く、2杯目以降も(ホットコーヒーに限り)カップにコーヒーが減っていることをスタッフが察知するやいなや、「カップにコーヒーを切らしてはならない」とばかりに機械的に注いでくる傾向があります(笑)
「コーヒーや紅茶以外の飲み物が飲みたい場合はどうすれば良いの?」
「ホットコーヒーの2杯目以降も有料なの?」
と、疑問に思うのではないかと思います。
コーヒーや紅茶以外の飲み物が飲みたい場合は「メニューを下さい。」と伝えると、スタッフは「別の飲み物が飲みたいんだな」と理解してくれます。
「ホットコーヒーの2杯目以降も有料か?」という点ですが、なんとハワイ(アメリカ)のほとんどのレストランはソフトドリンクやホットコーヒーはお代わり自由です!
つまり、1杯分の値段で何杯もお代わりできます。
しかし、カフェラテや日替わりドリンクなど凝ったドリンクになると2杯目以降も請求されることがありますので、お代わりをもらう前に確認すると良いでしょう。
ハワイでありがちな困ったこと:④卵料理を注文すると調理方法を聞かれる
お肉の焼き加減を聞かれるのと同じような感じで、卵の調理方法を聞かれます。
特に朝食のセットメニューは卵を使った料理が多く、ハワイの有名な料理「ロコモコ」は目玉焼きが乗っていることが多いので卵の焼き方を聞かれることが多いです。
以下は、卵の調理方法を表現したものです。
⇒片面だけ焼いた調理方法で卵の黄身がトロトロと液状のものです。 ・両面焼き over easy
⇒両面を軽く焼いた調理方法で黄身は半熟でトロッとしています。 ・スクランブル scrambled
⇒日本でもおなじみのスクランブルエッグです。 ・オムレツ omelet
⇒ハワイ(アメリカ)ではオムレツの中にいろんな具を入れて焼きます。ボリュームたっぷりです!
ハワイでありがちな困ったこと:⑤メニューに写真がないことが多い
ファミリーレストランやファストフード店以外の飲食店のメニューは文字だけのことが多いです。
その代わり食材や調味料に至るまでかなり詳しく書かれています。
しかし、一目でこの料理は何かというのが分からないので、このような場合はお店のHPがあれば事前に確認しておくのが良いでしょう。
あえて、確認せずにその場でチャレンジしてみるのも楽しいですが(笑)食べ物のアレルギーをお持ちの方は料理の中に該当するアレルギーがある場合もありますので、事前にHPやそのお店を訪れた方達の口コミ等を読んで確認されることをオススメします。
ハワイでありがちな困ったこと:⑥チップ問題
海外では「チップ」の文化があります。
日本にはない文化なので海外旅行中は戸惑いがちです。
「チップの支払い方は?」
「チップの相場はどれくらいなの?」
日本にはない習慣ですし、分からないと不安ですよね。
レストランでのチップの支払い方法は、お会計したい旨をスタッフに伝えるとレシートとペンを持ってきてくれますので、テーブルでお支払いします。
通常、チップ代を記入する欄があるのでチップの金額を書きます。
最後に「食事代」「税金」「チップ代」を合計した額を支払います。
ハワイのレストランのチップの相場は15%~20%です。
数年前は13%~が相場だったので、だんだんチップ相場も上がってきています。
「毎回、食事の度にチップ代を計算するのは面倒」だと思われますが、レシートにはすでにチップの目安の金額が書かれています!
なので、チップ代を記入する際は「目安の金額」と「サービスの内容」等、総合的に判断してお支払いしましょう。
ハワイでありがちな困ったこと&解決方法(レストラン編)のまとめ
今回はハワイのレストランでありがちな困ったこととその解決方法をご紹介しました。
初めての海外旅行だったり、その国の文化を知らないと戸惑ってしまうのは当たり前なことです。
実際に訪れる際には、最低限のマナーを把握した上で「私たちが住んでいる国と訪れた国の文化の違いを楽しむ」のが良いと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きましてありがとうございました!
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