「マイルを貯めてお得に旅行に行くぞー!」と決めてからクレジットカードを申し込んだり、ポイントサイトに登録したりとさまざまな準備をされていると思います。
しかし、マイルを使って飛行機に乗るには、各航空会社の「マイレージプログラム」に事前登録が必要です。
では、どの航空会社のマイレージプログラムに登録すれば良いのでしょうか?
今回は「マイレージプログラムの選び方」についてお伝えしたいと思います!
この記事は
- そもそも「マイレージプログラムって何?」という方
- どの航空会社のマイレージプログラムを選んで良いのか分からない・迷っている方
- マイルの有効期限が延長できる航空会社のマイレージプログラムを知りたい
このような方にオススメの内容となっています。
ではさっそく「マイレージプログラム」について解説していきます!(^^)/
「マイレージプログラム」とは?
「マイレージプログラム」とは、航空会社が行う会員旅客へのポイントサービスのことです。
例えるなら、楽天の「楽天ポイントクラブ」の会員になって楽天ポイントを貯めていくのをイメージすると分かりやすいと思います。
マイレージプログラムは通常、登録料・利用料は無料で利用することができます。
日本の航空会社では、JALは「JAL マイレージバンク」、ANAは「ANA マイレージクラブ」という名称でマイレージプログラムを運営されています。
マイルを貯めるにはまず「マイレージプログラム」に登録しましょう
マイルを貯めるにはまず航空会社が運営している「マイレージプログラム」に登録することが必須です。
マイレージプログラムの登録は各航空会社の公式ホームページ(HP)から登録できます。
マイレージプログラムに登録していないと、たくさん飛行機に乗ったとしても1マイルも貯まりません!
価値あるマイルをみすみす捨てないように、飛行機を利用する際はマイレージプログラムに登録しているか必ず確認しましょう。
未登録であれば早めに登録を行いましょう!
マイレージプログラムの選び方。利用頻度に着目!
「マイルを貯めるには航空会社のマイレージプログラムに登録するのは分かったけど、どこの航空会社に登録するのが良いの?」
と疑問が浮んでくると思います。
結論からお伝えすると、
「 よく利用する(利用していきたい)航空会社のマイレージプログラムを選択しましょう! 」
ということです。
JALを利用した場合は「JAL マイレージバンク」、ANAを利用した場合は「ANA マイレージプログラム」というように基本的に選択した航空会社のマイルが貯まります。
マイルは基本的に有効期限が設けられており、JAL・ANAの場合はともに有効期限は(通常)3年間です。
さまざまな航空会社のマイルを分散して貯めていると、マイルを交換する前に有効期限を迎えてしまう場合があるので、やはりよく利用する(利用していきたい)航空会社のマイレージプログラムを選択することが重要です。
国際線と国内線とではマイレージプログラムの選び方に違いがあります
「飛行機に乗るのは基本、出張の時。国内線がメインだよ。」
という人もいれば、
「飛行機に乗るのは海外旅行の時。国内旅行や帰省で飛行機は使わないわ。」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「国際線と国内線のどちらをメインでマイルを貯めていくのか」によってマイレージプログラムの選び方に違いがあります。
これはどういうことかと言いますと
「普段の生活スタイルに合った選択をすることで無理なく、効率良くマイルを貯めていきましょう」
ということです。
マイルを貯めることが目的ではなく「マイルを使ってお得に飛行機に乗って、楽しく思い出いっぱいの旅をすること」が目的なので、自分の生活スタイルに合った選択をすることが大事になってきます。
では、国際線からご紹介していきます。
「国際線」をメインにした場合のマイレージプログラムの選び方
国際線はとても多くの航空会社が運行しています。
国際線の場合は「アライアンス」に注目してマイルを貯めていくのがマイルの取りこぼしがなくなるのでオススメです。
「アライアンス」とは日本語にすると「同盟・提携」という意味です。
複数の航空会社同士が提携することで「マイレージプログラム」も連携して貯めることが可能になります。
世界には「3大アライアンス」というものが存在しており、ほとんどの航空会社は下記のアライアンスのどこかに加盟しています。
・スターアライアンス
(ANA、エア・カナダ、エバー航空、シンガポール航空、タイ国際航空等)
・ワンワールド
(例:JAL、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)、キャセイパシフィック等)
・スカイチーム
(デルタ航空、大韓航空、チャイナエアライン等)

国際線を利用する(利用していきたい)場合、すでに利用する航空会社が決まっていれば、そこをメインにし、サブとしてメインの航空会社が加盟しているアライアンス以外の航空会社を選択・登録するのがオススメです。
サブ:①ANA「ANAマイレージクラブ」(スターアライアンス)
サブ:②デルタ航空「スカイマイル」(スカイチーム)
このように、アライアンスを分散させることでマイルの有効期限を延ばすことができたり、マイルの取りこぼし防止にもなります。
「国内線」をメインにした場合のマイレージプログラムの選び方
国内線の場合、日本の二大航空会社の「JAL」もしくは「ANA」のどちらをメインにしてマイルを貯めていくのかを選択します。(もう一方をサブとして選択)
選び方としては、やはり「自分の生活スタイルや好みに合った選択をすること」が大事です。
例えば、出張が多い方はマイルが貯まりやすい方を、毎年夏休みや年末年始に帰省する方は座席が取りやすい方を…といった具合です。
また、「接客やサービスが好きだから〇〇航空のマイルを貯めたい!」という選択ももちろん良いと思います。
JALかANAのどちらかをメインに選択したらもう一方をサブにすることで、万一、メインの航空会社を利用できなかったとしてもマイルの取りこぼしはなくなります。
・JAL「JALマイレージバンク」(ワンワールド)
・ANA「ANAマイレージクラブ」(スターアライアンス)
マイルの有効期限が延長できるマイレージプログラムの選び方
「飛行機に乗る機会がほとんどないけど、数年に1回くらい海外旅行に行きたいからそれまでにマイルを貯めたい。」
という方は多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが「マイルの有効期限」です。
マイルの有効期限が設けられているマイレージプログラムを登録すると、必要なマイル数が貯まる前にマイルの有効期限を迎えてしまう可能性があります。
このような場合、以下の航空会社のマイレージプログラムを登録すると有効期限が延長できます。
ユナイテッド航空(UA)「マイレージプラス」(スターアライアンス) 有効期限18カ月
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)「エグゼクティブクラブ」(ワンワールド) 有効期限36カ月
上記の航空会社にはある共通点があります。
有効期限内に1回でもマイルを使ったり増やしたりすれば、マイル全体の有効期限がUAなら18か月分、BAなら36カ月分再び延長できます!
JALやANAのマイルの有効期限は獲得した日から通常3年ですが、UAやBAのようにマイルを加算・消費しても先に獲得していた分のマイルの有効期限を延長することはできません。
「飛行機に乗る機会があまりないけどマイルは貯めたい!」という方は、有効期限が延長できる航空会社のマイレージプログラムに登録するのもオススメです。
・ユナイテッド航空(UA)「マイレージプラス」(スターライアンス)
・ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)「エグゼクティブクラブ」(ワンワールド)
ユナイテッド航空やブリティッシュ・エアウェイズのマイルの有効期限を延長する方法
ユナイテッド航空やブリティッシュ・エアウェイズのマイルの有効期限を延長するには、有効期限内に1回でも良いのでマイルの利用(加算・消費)が必要です。
実際に飛行機に乗ってマイルを貯めたり、使用したりすれば有効期限は延長されますが、仕事や子育てなどで忙しくてなかなか飛行機に乗れないという方も多いと思います。
そこで飛行機に乗る機会がなくてもマイルの有効期限を延長できる「SPGアメックス」というクレジットカードを使って、貯めたポイントをユナイテッド航空やブリティッシュ・エアウェイズのマイルに交換します。
ポイント交換=マイルを利用したことになるので、有効期限を延長していくことができます。
SPGアメックスはマイル還元率が1.25%という高還元率でマイルに交換できるのでお得に貯めることができます。
また、ユナイテッド航空やブリティッシュ・エアウェイズのマイルはもちろん、JALやANAも含む世界各国の約40社の航空会社のマイルに交換可能です。
この記事では「SPGアメックスの最もお得な申し込み方法」をご紹介します。 SPGアメックスの申込みを検討されている方はも…
失敗しないマイレージプログラムの選び方のまとめ
今回は、失敗しない「マイレージプログラム」の選び方をご紹介しました。
大事なのは「自分の生活スタイルに合った選択をすること」です。
マイルを貯めたり使用するために、無理な計画を立てるのは本末転倒になってしまいます。
ご自身に合った「マイレージプログラム」に登録し、無理なく効率良くマイルを貯めていけるよう、ご参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きましてありがとうございました!